合計残高試算表の出力・加工業務自動化 | 大学(財務・経理)RPA

合計残高試算表の出力・加工業務自動化 | 大学(財務・経理)RPA


学校プロフィール

甲信越圏、国立大学、総合大学、学生数約10,000人

業務内容

財務会計システムを操作し、指定した期間におけるセグメント(部局)別の合計残高試算表をCSV出力する。出力したファイルの一部を加工した後、1つのExcelファイルに結合、集計して保存する。
※一部加工内容(列幅の調整、先頭行の固定、フィルタ設定、表示形式の設定、列追加)

業務タイプ

アプリ操作
データ集計

実施頻度

月次、決算期は毎日

業務上の問題点

全セグメントを対象としたCSVデータ出力機能があるが、大学全体の合計値が出力されてしまうため、各セグメントの値を確認するためには、セグメントの数だけCSVデータ出力操作を繰り返す必要がある。また、Excelの加工においても列幅の調整、先頭行の固定、フィルタ設定、表示形式の設定、列追加など、細かな作業があるため手間がかかっている。決算期に何度も同じ作業を繰り返しており煩雑かつストレスである。

自動化で期待される効果

都度セグメントを選択してCSVデータを出力を繰り返す操作は自動化できる。Excelの加工においても、あらかじめレイアウトを整えたフォーマットを用意しておくことで、データを張り付けるだけで良くなり、細かな調整作業を毎回実施する手間を省くことができる。多忙な時期の煩雑な作業を自動化することで精神的な負担が減る。

この記事のライター

株式会社エデュース コンサルティング部
学校専門のコンサルタントとして経営改善、業務改革のプロジェクト等に従事。
全国の学校に対してRPAを利用した業務改善を行っている。

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