大学院調整数の受給条件集計業務自動化 | 大学(人事・総務)RPA

大学院調整数の受給条件集計業務自動化 | 大学(人事・総務)RPA


学校プロフィール

甲信越圏、国立大学、総合大学、学生数約10,000人

業務内容

大学院を担当している教員で、累積で2単位以上担当している場合は手当てを支給しているが、所掌部局事務から科目毎に担当している教員(1つの科目で複数の教員が担当している場合がある)の情報をとりまとめて紙ベースで印刷したものをチェック後、同様に紙ベースで提出があり、それを人事課でチェックし、個々の教員毎に大学院調整数の受給条件を満たしているのかを再集計する作業を行っている。

業務タイプ

転記・登録
データチェック
データ集計

実施頻度

半年に一度

業務上の問題点

科目毎に担当している教員(複数の場合あり)の情報をデータ化することと、そのデータを教員毎に再集計する作業を半期ごとに行っている。学部側の学情システムと人事システムの連携ができていないため、人間がその間で変換作業を手作業で行っている。

自動化で期待される効果

所掌部局事務からもらうデータを紙からExcelに変更する。データの内容は不備がないかを人間が確認し、その後はロボットが教員単位で集計をし直す作業を自動で行う。人間の作業がなくなり、ミスも起きず、累積で一定値を超えた(条件を満たした)教員の抽出、フラグ立てもさせることで所掌部局事務および人事課において業務量の大幅な低減が期待できる。

この記事のライター

株式会社エデュース コンサルティング部
学校専門のコンサルタントとして経営改善、業務改革のプロジェクト等に従事。
全国の学校に対してRPAを利用した業務改善を行っている。

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